花まつり

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花まつりとは
4月8日の花まつりとは、もともと仏教語で「灌仏会(かんぶつえ)」と呼ばれ、お釈迦様の生誕をお祝いする仏教行事です。

日本には7世紀頃中国から伝わり、明治以降に「花まつり」と称されるようになりました。

なぜ花まつりには甘茶をかけるの?
花御堂にお釈迦様が生まれた時の姿を模した誕生仏を安置し、甘茶をひしゃくで頭にかけて誕生をお祝いします。
甘茶をそそぐのはお釈迦様が生まれた際、9つの頭を持つ竜が天から清浄の水をそそいだという伝説や、甘露の雨が降り注いだという伝説が元となっているようです。

昔は香湯や香水と呼ばれるものをそそいでいましたが、江戸時代あたりから甘茶をそそぐようになりました。

安置する誕生仏は右手で天を、左手で地を指した立像です。
お釈迦様が生まれてすぐに東西南北の四方にそれぞれ7歩歩み、有名な『天上天下唯我独尊』を宣告した際の姿とされています。