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安産祈願のお寺

龍ヶ崎の観音さま

平安時代に安産祈願の為に造立された観世音菩薩は、龍ヶ崎の地に安置されて龍泉寺が建立されました。

そののち天正年間(1573~1592年)には、龍ヶ崎城主土岐胤倫公の息女虎姫(お福の方)がご懐妊の際、十月臨産に至っても産気が無く難産に苦しんでいましたが、龍泉寺の観世音菩薩に礼拝して一心に祈念したところ、すぐに元気な男子を出産されました。それを喜んだ土岐氏は境内を整備し、東福山水天院の号を比叡山延暦寺より賜りました。

以来安産祈願の道場としての名声はますます諸国に広がり、龍ヶ崎観音(龍ヶ崎の観音さま)として親しまれてきました。

宮内庁からの御礼状

大正14年には、昭和天皇妃 香淳皇后の御安産祈願を厳修し奉り、安産御守を献納いたしました。
同年12月6日、第一皇女 成子内親王様を無事ご安産なされた際に、皇太子の教育職に就いていた珍田捨巳伯爵よりお礼状を賜りました。